白い白い画用紙
役立たずな白いクレヨン




クレヨン





色を持たない自分
使われないのを不満とは思わない
それが当たり前のことだから
ゆっくりと消費される仲間達
身を削られて痛いと嘆く




それってどんな感じなんですか




宿星なんていう大きな手に捉えられて
無造作に地に押し付けられていく
キャンパスに乗らないのは自分だけ




 箱という大きな壁を隔てて そっちには行けないんです




傷付いて
痛みに耐えて
それでも仲間がいる貴方達に
孤独の意味がわかるのだろうか




いらないんです
もともと気紛れだったんです




もし
誰かが音を立てて折れてしまったら
足りなくなった色のかわりに
ただ何となく
使われる
本当に それだけの 存在なんです




気まぐれだったんです
いつ捨てられるのかもわからない
使われるのかすらもあやふやな
あってもなくてもかわらない





なら




自分はここに いりますか




なんで作られたんですか





自分は必要とされますか






「私」は








いらない子なんです





 ・・・神楽の心理的葛藤というか・・・ええと・・・ネ(何)。
 彼女は意外とこういう事考えてんじゃないのかなぁ、なんて。
 無意味に背景黒。

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