思いっきり設定ミスって書いちゃったんですけど
「面白いのでSSSに入れて欲しい」という嬉しいお言葉下さった方がいらしたので、掲載した2004/11/14の日記ごとコピっておきます
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ようし、久々に更新すんぞーと
リハビリDBSSSを書いていたんですが
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今までの人生ではトンと縁のなかった棚の前に立ち止まる。カートの上、品物てんこ盛りの買い物カゴをチラリと見、真っ黒い髪を無造作に掻き回した。
「ずーっと黒だし、一回くらい染めてみよっかな」
呟き、適当な商品───染毛剤を一つ掴み取る。
髪質によっては染まり難いこともあります。そっけない注意書きに、恐らく自分はピッタリ当てはまるだろう。焦げ茶なんぞは到底染まってくれそうにない。
買うとしたら少し黒から遠いものを買うべきか。
(・・・にしても・・・)
視線を横に、横に。流して呆れの溜息を吐く。
金色だけでもプラチナブロンド、シルバーブロンド、アッシュブロンド、ハニーブロンド、ストロベリーブロンドと細かい分類。それより種類の豊富な茶系な
どは、金にも増して違いがわからない。アッシュ系、マット系、カッパー系。アッシュはわかるけど、マットやらカッパーって何色だ?緑色?
お前ら同じ色だろとツッコミたくなるほどの自然なグラデーションで並ぶ、茶色、茶色、茶色。
一体この中からどうやって色を決めろというんだ。
「あれ、神楽さん、髪染めるんですか?」
「おう?」
振り返れば、当たり前のようにそこに佇む悟飯の姿。
「・・・何でオメェここにいんの」
「じゃあ金髪にしましょうよ、キンパツ!思い切ってブリーチでッ!」
「いや聞けって対緑色用最終兵器彼氏」
爽やかに商品を手に取る彼に、相変わらず突っ込みは効かない。聞き流されたセリフを胸に再度詰まらせつつも、無駄なことは早々に止めた。
「何で思い切って金を勧めるのよ」
「そりゃ神楽さん、目の色が金だから」
当然のように返される。意味がわからない。
「あれ、わかりません?だから」
得意気に、嬉しそうに指を一本ピッと立て。
「金髪金目で、偽スーパーサイヤ人!」
勿論光の速さで店を後にしたことは、言うまでもない。
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大間違いです。あろうことか、オチが。
書き終わって初めて
超野菜人の目は青(緑)色だと思い出しました
う、うわああああああッ!どうなっちまったんだ、オラの頭は・・・!?
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